日本人とはなんだろうか
今日のお昼休みに30分だけ、副社長のところに行って、そんな話になった。それ以上話は進まなかったけど、自分なりに日本人とは何かを考えてみる。
ちょっと脱線するけど、副社長は忙しいね。お昼休みの食事もゆっくり取ることができない。ご飯を食べながらの打ち合わせ。30分経って、副社長室を出たら、次の人が待っていた。風邪をひいている暇もない。
それはともかく、日本人の話。日本人ってグローバルでどれくらいの競争力、競争優位性があるのだろうか。もちろん、学びの視点を入れて考えて見ます。
日本人の特徴と言ったら、やはりハイコンテクストなコミュニケーションは外せません。ハイコンテクストになるというからには、他の国とは異なる育ち方をしてきたということ。
日本辺境論を書いた内田樹さんは、日本という辺境のメンタリティーは効率的な学習には良いとすこし皮肉混じりに言っています。
日本人は、自己や同じ日本人を卑下したりするのが好きなのか、ワンダウンを自然にできる民族なのか。
サーバントリーダーシップの視点では、ワンダウンを自然にすることができる民族性はとても利点のような気がしますが、国際競争力と言う点でいえば、どうなのだろうか?
ナンバーツー戦略というのもなくはないが、競争なんだから、一番になりたいのは普通だよねぇ。
ハイコンテクストということは、形式知化されない暗黙知をたくさん共有できるということ。同じ経験をしても、その経験から学べることはおおいはず。ということは、あとは経験の質さえあげてやればよいのか。
確かに、経験の質という点では、単一民族だし、多様性の少ないことから言っても、経験の質が低いと言われても仕方がない。
経験の質を手っ取り早くあげるには、やはり海外に出るしかないか。
日本は国と国とが陸路でつながっていないので、越境しにくい。ということは、4000円で中国まで飛んで行けるこれからの時代は、日本にとってチャンスなのかもしれない。
経済産業省がやっているクールジャパン、日本の文化を海外に売り込むというのは、海外の文化も同時に入ってくる。
かつて、横浜から近代文明が入ってきたように、新たな日本の幕開けが始まるかもしれない。
そのとき、日本人の学びの力が発揮されるといいな。
今必要なのは、越境だったね。
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