会社の外の世界に触れている人(=ポジションの高い人に多い)は、外に出ろと良く言います。入社してから、その組織に社会化したものにとって、社外の異質に触れることが学びそのものだということを肌身で感じているからです。私の会社の副社長も良く言っています。
でも、普段、家と職場の往復しかしていない人にとっては、未知の世界。そこに楽しみを見いだすというよりは、未知で異質なものに対して、なんとなく敬遠してしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
そこが楽しいという経験のきっかけがあれば、良いのかなという仮説に基づいて、研修案を考えてみました。
タイトルは
越境(ってそのまんまやん)
研修案の要素は、
越境学習の3ステップを全て取り入れることです。
①他者の作った社外の場で学ぶ
②学んだことを持ち帰る
③自らの学びをデザインする
自分のいまの組織で考えているので、違和感はあると思いますが、
社内で、初対面の約10名くらいでチームを構成します。
スタートはわいがやでチーム作り。野中郁次郎先生が特に必要だと強調されていたお酒と温泉付きで2泊3日。
わいがやのテーマは、自分達の関心事(=研修の最終アクションラーニングのテーマ)と、それを達成するために学ぶことが必要なことを議論します。
このときに③自らの学びをデザインします。
手法はジグソーメソッドで、各自、わいがやで決めた社外の教育に参加してきます。
各自というところがポイントで、
①他者のデザインした社外の場で学ぶことで、社外の交流を深めることと、
②それを持ちかえって、メンバーに教授することで、自らはより理解を深め、メンバーの中でも持ち帰った分野は専門家の立場となること(ジグソーメソッドそのものです)
予算は一人40万円。10人で400万円
最終課題の活動費を20万円とすると、全600万円ぐらいかな。
外に何回かのプログラムに参加していると、外でいっしょに学ぶ仲間もできてきます。
外でいっしょに学ぶことで、どんどん視野は広がっていきます。1回だけのワークショップではだめだと思うので、そこは10回程度連続性のあるプログラムに参加してもらいます。
必修で学ぶことはいくつか事務局サイドで設定しておくのもいいかもしれません。
受講者が自らデザインするということで、何がでてくるかわからないので、このままではカオスすぎますが、本来、自らの学びというのはカオティックなものなので、それと会社の研修を結びつけるところが、もう一つの考えどころかもしれません。
もうちょっとデザインを練らないと
いいなぁ、お金いっぱいあって(爆)
返信削除でも、400万かけて外で学んできたことを
社内で別のメンバーに教える(越境した人にとっては学びほぐし?)
ってことは、結局、経済的???
ちょっと生々しかったですね。
返信削除でも「語って気づく」ってやっぱりすごい。社内LINをやって実感です。
お得でもあるので、一石二鳥?