2010年12月15日水曜日

動きは支配されている

あなたの動きも私の動きも何者かに支配されています。


そんなことを言われて、あまり信じる人はいないと思いますが、慶応MCCで近藤さんのワークショップにでていた時に言われました。


動きは目的に支配されている。


なるほど!


人の動きというのは、何かの目的があって動いています。目的なしに動くことはほとんどありません。


それは、例えば、体操とダンスの違いです。


私の会社でも、始業時にラジオ体操が流れます。体操というのは、カラダにいい動きという認知をされていて、一日のカラダの調子を整えるという目的でみんなラジオ体操をやっています。


でも、朝からダンスをする人はいますか?


いないですよね。


ダンスには目的を見いだしていないので、朝からダンスをする人はいないんです。



それ以外にも移動するために歩く、寒いから服を着る、みんな目的があります。



それって、大人の学びは合目的的であるということと同じかも。


大人は学ぶのに目的が必要。子供は学ぶのに目的は不要。


では、動きについても、子供は目的は必要ではないのかなと。


子供の頃にスキップという動きをしていたと思いますが、あれって目的はないよなぁ。
大人になるとやらなくなります。


やっぱり、学びと動きは同じなのかもしれません。


大人の行動は社会的な認知のされ方による影響を強く受けます。もし、ダンスが社会的に当たり前の世界だったら、みんな朝からダンスしているんだろうな~。


それも動きは支配されていることに変わりがないのですが、そんな世界も面白いかもしれません。



一体、いつごろから動きも学びも目的に支配されるようになるんだろう。

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