2010年12月12日日曜日

人材育成と個人の学び




このテーマについては、これからしばらくの間、考え続ける事になると思うので、現時点での考えをまとめておこうと思います。


ちなみに、私がブログを書こうと思ったのは、後から自分で読み返してみて、今の考え方との違いを知るため。なので、過去に書いた事についてすでに自分の意見は2転3転しています。コメントにそのことも残していこうと思います。(一人ボケ突っ込みみたいですが・・・)


本題に戻って、企業と個人と政府の3つの視点があったときに、最近の政府の視点というのは弱体化しつつあるように思えます。日本では、総理大臣がコロコロ変わりますし、アメリカでは最近の話題はウィキリークスでしょう。それ以前も、リーマンショックを止められなかったことからも弱体化は明らかだと思います。


それに代わって政治に手を出し始めたのが、企業です。本当はやりたくなかったのかもしれませんが、政府が弱くなった分、社会的責任を企業自身でみる必要性が出てきました。


一方、個人においても、政治家ではないけれども、政治活動を行う個人がでてきました。NGO, NPOにみられるような団体に所属し、活動する人や、ゆるいところ(ゆるいという表現は適切ではないかもしれませんが)では、ワールドカフェにみられる対話の場などのSocial Communityを自ら企画、または参加する人が増えてきています。そういう私も企画している一人ではあるのですが。



企業内における人材育成というのは、もちろん企業戦略を達成するために従業員に特定の能力を付与するための活動と言えると思いますが、これまでは、企業と政治がある程度距離をおいていたので、企業内での学びというのは分野を特定しやすかったと思います。


ところが、企業が政治をやり始める必要が出てきたときに、従来の人材育成の枠は変容しなければならない。一見、無駄だと思える事を教える必要がでてきたということです。では、一見無駄なことを教えられるのでしょうか?



しばらくは、個人に頼るしかないのか、または他に良い方法があるのか、両者が交わるところに解がありそうな気がしますが、まだまだ答えにたどり着くには先が長そうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿