2010年12月1日水曜日

身体の記憶

記憶力がいいってどういうことでしょうか?



昔から、地名を沢山覚えているとか、国旗の国の名前を言えるとか、そういう人のことを記憶力がいい人と聞かされてきたような気がします。



テレビで見る記憶力のテストでも、無関係な文字列を憶えるというのが多かったと思います。



自分の中での記憶力とは、そういった言葉にしたモノを覚えているということが無意識の中にありました。



良く考えてみると、そんなことはないんですよね。言葉にできない風景や匂い、感触なども憶えています。



でも、そう言った感覚を記憶力が良いと言われてこなかったので、いままであまり意識していませんでした。



慶應MCCの近藤さんのワークショップで、身体を動かしていると、言葉では表現できない動きが、記憶できてしまう。まあ、皆出来ていましたし、当たり前といえばそれまでですが。



言葉にできないことをあっさり憶えてしまう。そう言った認識を得られただけで、自分にとっては大きな学習でした。




また、前屈というのがありますが、それが身体の固い代表のように思われていますが、実はそこが固いだけで、身体の固さとは違うということも言われていました。



確かに筋肉や関節は身体全体にあるので、前屈で使う部分だけではないです。言われてみればそのとおり。



記憶力を測るのに、言葉だけを使っていることと同じですね。



もう少し記憶力というものについて、考えてみようと思います。

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