2010年12月23日木曜日

インプロ定期公演報告 2010年12月

どみんごこと高尾先生が率いる演劇学校の阿佐ヶ谷定期公演会に、今月もラーニングイノベーションの学友達と行ってきました。今回で3回目になります。


前回遅刻したので、今回は、開演に間に合うように行く予定だったのですが、結局15分遅れでした。
阿佐ヶ谷に行く前に、ラーニングイノベーション論で一緒だった学友の会社へ情報交換ということでお邪魔していたのですが、ついつい時間も忘れ、話に夢中になってしまったのでした。


急いで我無双の階段を登るとすでに会場はいっぱいで、なぜか後ろのほうに出演メンバーが何人かいました。あれっと思いつつ、一番前の席が空いていたのでそこに座ると、なんだかいつもと感じが少し違います。


まずは、出演メンバーがいつもより沢山いました。しかも、それぞれのメンバーが固定の4グループになっていて、2グループづつで予選会なるものをやっていました。即興で演じたものを観客が1~5点をつけます。せーので点数を言って、多かった点数がそのメンバーの点数になります。何回か即興で演じて、合計点数の高いほうが予選通過です。


前回からの私のお気に入りの人は、予選で敗退してしまいました。今日は実力発揮できず?なのかもしれません。うーん残念!


あと前回との違いは、前回は大阪で予定があって出られなかった即興の音楽奏者が復活していたことです。やっぱり、即興音楽の力はすごいなと感服です。

予選を勝ち抜いたグループが、後半でがちんこ即興対決をします。途中でシリアスという難しいテーマも含みつつ、最後はロックの格好をしたグループが優勝で終わりました。


今回は、初めての取り組みということで、勝ち抜き戦方式になっていましたが、いろいろ変えていく、自ら変化していくというのはすごいなと思います。定番のよさというのもありますが、いろいろ新しいことを試してみるということ、実践していくというのは、成功と失敗のぎりぎりのところを歩いているようなものなので、舞台と通じるところがあるなと思います。


舞台が終了したあと、お気に入りの人との写真を撮ってもらいました。ブログには掲載しませんが宝物です。これだけで、今日来た甲斐があったなと。


終了後は、学友といつもの黒おでんリフレクションです。飲んでいる途中で、出演メンバーの皆さんの何人かが合流して下さいました。舞台に立っていなければわからないような、頼る頼られる関係とか、競争と言うメタファーで、面白いことをしなきゃいけないという気負いが出るとか、シリアスのテーマを入れたのは、甘いケーキの中のポテトチップスのようなものだったとかいろいろ話を聞きました。


特に印象に残ったのは、一つ一つの演技とか競争に集中しすぎると、公演会全体としてのメタ視点を忘れがちになるというところです。学習も、失敗から学ぶということは経験上大きいし、そういうことは分かっているのだけれども、普段は失敗しないように慎重すぎるくらい石橋をたたいている人がいます。もちろん、成功も何故成功したかをリフレクションすることで学びになるのですが、いつでもメタ視点は忘れてはいけないと改めてそう思いました。

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