2011年1月19日水曜日

阿佐ヶ谷インプロ定期公演会1月

今年最初の阿佐ヶ谷インプロ定期公演会を見に行ってきました。
今回でたしか4回目になります。


今回こそはオープニングに間に合うと思っていたのですが、出る直前に少しつかまってしまって、電車のタイミングも悪く、結局オープニングには間に合いませんでした。


初めて見に行ったときも面白かったのですが、だんだん回を重ねるうちに、演技としての間を取っているのと、共演者同士で舞台に出るタイミングを計っている間がなんとなくわかってくるようになりました。


今回は、実は後半にあたらしい取り組みをするというので、出演者の皆さんはその新しい取り組みが気になっていたようで、それがちょっとだけ前半伝わってきました。


あたらしい取り組みというのは、これまでのインプロは短い時間で演じるというのが主でしたので、ちょっとお話しが発展しなくても、照明を落としておしまいというのが出来たのですが、それがやりにくいロングバージョンのインプロです。30分以上、同じテーマで演じ続けます。もちろんいくつかのシーンがあるので、ずっと同じ人が演じているわけではありませんが、見ていて、次はどうなるのかというのが膨らむので、とても面白かったです。



終わった後に解説してもらったのですが、お芝居なので当然、複線を張って、最後にそれが何であったのかが分かるということが必要なのですが、通常、シナリオのあるお芝居だと、複線は後から考えて、お芝居の前段階に持ってきます。ですが、インプロの場合はこれが出来ません。先に演じてしまったものを、後から複線だと思ってもらえるように演技するということが必要になります。演じているほうは大変なプレッシャーになっているのだと思いますが、見ているほうはとても面白いです。皆さんは回収と言っていましたが、回収できないようなことをやってしまうと、みんなに迷惑がかかるということで、出演者のみなさんは大変だったと思います。


もう一つの取り組みは、放課後です。インプロの学校なので、公演が終わった後、お酒を飲みながら、なんとなく出演者がやりたいことをやるというものでした。今回は高尾先生と即興音楽のケビンの2人だけでやっていました。


見ているお客さんを舞台に呼んで、ちょっと手伝ってもらいながら即興で物語を作っていったりして、本当に放課後の雰囲気が流れていました。他の出演者の皆さんも、客�席にまわって楽しんでいたようです。


今回のお客さんは、なかなか舞台に出ようとする人がいなかったので、私も久しぶりにちょっとだけお手伝いして舞台側からの眺めを楽しみました。

高尾先生が隣にいるので安心なのですが、舞台側はやっぱり慣れないですね。


しばらくはこのスタイルで続けるということでしたので、次回も楽しみです。

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