2011年2月7日月曜日

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先週金曜日の夕方から、大人の学びを考える夕べ!というイベントをやりました。
なんとなく聞いたことがありそうな名前ですが、それはご愛嬌ということで。


今回のイベントの準備から実施後までを通して、本当にいろいろ反省点、学びがあったなと思います。


まず、決めるということ。
ゲストの長岡先生とは11月ぐらいに今回のことをご相談して、実施直前にもう一度お話しをして当日来ていただきました。ほとんどお話しの内容はお任せに近かったのですが、直前の打ち合わせの中でも、実施メンバー間でどこまでのレベルの話にしてもらうか、ゆれていました。本当は、打ち合わせ前に決めていかなければいけなかったのですが、右往左往しながら、最後は私のやりたいところまで話をしてもらうということを先生に背中を押していただきました。

この打合せの時点からすでに反省です。


次に、読みの甘いロジ。
参加してもらう皆様にくつろいでもらう為には、ロジは大切です。特にこういったサードプレイスの場では大事だと思います。ロジの失敗を書き連ねると、

 ・机の配列を事前に考えておかなかったので、当日考えるのに時間がかかり、開始時刻になってもばたばたしていた。
 ・名札を用意していたのに、出すのを忘れていた。
 ・先生のプレゼンのときに、場所を借りているお店の人に照明を消された。
 ・対話のテーマを先生と確認するのを忘れていた。
 ・対談形式にするのか決めていなかった。 
 ・20:00全館消灯になるのが分かっていたのに、実施した場所は対象外だと思い込んでいて、手を打たなかった。
 ・片付けが時間かかりすぎで、懇親会の合流に遅れた。
本当に読みが甘かったとしか言えません。


それから、おたおたしすぎ。
トラブルにはあまり強いほうではないので、落ち着くまで多少のタイムラグがあります。覚悟が足りないというか、腰が落ち着いていないというか、予定調和ではない状況に弱いですね。甘いロジでトラブルがあったときに、とってもおたおたしていたと思います。対談ではないですが、先生と私でみんなの前に座って対談のような形式でやるとは思っていなかったのと、参加者から出てきた質問で私あてのものが一つあったのを先生が見つけて一番に質問をくらってしまったのが本当に意外で本当に反省です。


反省はこれぐらいにして、当日はあまり考えられなかったのですが、数日経って、今回のことは今年度1年間学んできたことがリンクするイベントだったなと思っています。

5月からのラーニングイノベーション論での、学習の基礎理論と越境学習、熟達とイノベーションについては、今回先生にお話していただいた内容そのものだったのですが、俯瞰してみること、対比してみることで理解が深まったように思えます。

また、高尾先生のインプロのワークショップを受けたり、舞台を見たことで、舞台側と観客側の気持ちが分かり、今回の対談形式で、舞台側に自分が立つことへの覚悟や即興力の足りなさが良く分かったことにつながりました。インプロのトレーニング方法があるということは、普段の即興力を上げるトレーニングもあると思います。あるという前提で、探して鍛えたいと思います。

近藤さんのワークショップでは、やはりインプロに近いモノを感じました。完成させないこと、合わせようと思う気持ちというのは、その場でもっとも大事にしているものをしっかり持つということだと思います。今回はロジ面の読みの甘さでトラブルが多かったのですが、完成していない前提で、その場で大事にしたいことをもっとしっかり持っていたら、行動も変わったかもしれません。


予定調和な世界に居過ぎたかもしれません。今後の私のテーマは、脱予定調和に強くなる、ですかね。

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