昨日と今日、三日月さんの越境学習についてのブログ http://blog.goo.ne.jp/mikaduki0201/e/7db530b6dc5f035c9768fc2ce735e1ee
を読んでて、ちょっと自分はどうだったかについて考えてみました。
三日月さんの問いは、
「なぜ、あたしは越境学習をするのか?そして、それはあたしに何をもたらしているのか?」
ドライビングクエスチョンですね。
えーと、自分の場合ははっきり言って、あまり内外の区別をしていなかったので、ラーニングイノベーション論を受けて、初めて越境学習なる言葉を耳にしたのでした。
外に出る目的は、そこに興味があるものや、ことがあるから。ただそれだけ。非常に単純、あまり深く考えてないね。
興味というのは、仕事に使えるなーという目的のものもあれば、純粋に個人的興味のものもあります。基本はおもしろそうというのが大前提です。
ラーニングイノベーション論で「越境」なる言葉を知る前は、その区別すらしていなかったので。
でも、過去を振り返ると視野がひろがったきっかけはあります。
私の場合はちょうど4年前、会社の研修にありました。それまでは、外にもいってましたがどちらかというと仕事の関係、狭い担当範囲で四苦八苦していました。
私の受けた研修は、あらゆる知識の詰め込みで、1年のうちに30日程度あります。受講生はみんな社内のメンバーでしたが、講義をしてくれた方々はほとんど外部の人で、当時の感想は、まあ世の中にはいろいろな人がいるもんだと思いました。
知識の詰め込み=導管モデルの学習スタイルだったこともあり、内容はほとんど覚えていないのですが、そのなかで残ったのは、「世の中は広い」という感覚でした。
1年間講座を受けて、学んだことはこれだけかーと言われそうですが、その経験がいまの自分を形作っていると思っています。
1年の終わり頃にお決まりのアクションラーニングがあって、日本国内をいろいろ調べ回ったのも楽しかったですが、こんな自分の趣味で動いていいんだとそのとき思ってしまった訳で。
それからしばらくたって、人材育成担当者でもないのにラーニングバーに行ったりしてました。ラーニングイノベーション論はその延長で、申し込んだきっかけは、「少人数のラーニングバーが抽選なしで12回もじっくり楽しめるなんて、申し込むしかない!」という不純に近いものでしたが、いい意味で期待を裏切られました。
ラーニングイノベーション論が、仕事目的だったのか、自分の単なる興味だったのかはご想像にお任せしますが、その区別も自分にとってはあまり意味のないものなのかもしれません。
なぜなら、知ってしまったら使ってみたくなる性格だから。
結局、自分の単なる興味で学んだ事も、いろんなところで使おうとする。いろんなところといっても、ほとんどの時間は働いている訳で、使う場所は仕事の中になってしまう。
なんだ、仕事目的でも、単なる興味でもどちらでも還元しているやん。
結局、自分にとっては、仕事も趣味も社内も社外も越境というほど境を感じていないということなのだろうと思います。
ここまで考えてきて、越境の3段階
①外で学ぶ
②外で学んだ事を持ち帰る
③自分の学びをデザインする
を研修にできそうなアイデアが浮かんできました。
かなり結果がカオスなので、アイデア留まりになりそうですが、別に隠す必要もないので、(っていうか実行すらしていないし)次のブログでは、そのことについて探求してみようと思います。
「知ってしまったら使いたくなる」
返信削除うわー、これ深いですね。っていうか純粋な動機かも。
おもしろい話を聞いたら誰かに言いたくなるし、
おいしいモノを食べたら自分でもつくってみたくなるし、
雑誌に載ってるスタイリングをマネするのもそうかも。
越境学習者はそのドライブがかかりやすい、ってことなんですかね。
知る→やる のハードルが低いから、実践できる。
越境学習者は組織に貢献するって理由はここにあるのかな?
外と中の区別もない、っていうのはすごい。
あたしの場合にはあえて切り離してるかもしれません。
というか、そもそも当社は中に経験以外の学習機会はないので(^^ゞ
おお、中原先生が読者に。
ところで、『友だち』ってどうやったらなれるんですか?
三日月さん、コメントありがとうございます。
返信削除知ったら試したくなるのは、やっぱり誰にでも元々あるんだと思います。
ある分野では、それをためらってしまう。例えば、料理だったらすぐ試したくなるけど、仕事ではとか。
ためらう原因をとりのぞければ良いんですけどね。
友だちのなりかたですか?
自分の今思っていることを話すこと、かな?